D級冒険者の本棚

夢中になった異世界小説を本棚にしまっていきます。YouTubeにもハマりました。面白かったことをまとめて、発信に挑戦したいと思います。

1冊目「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」

D級冒険者です。今日から頑張って紹介していきます。

どの順番で紹介していったら良いのかを考えてみました。
・面白かった順番(多すぎて決められない、8位と9位は何が違うのか)
・読んだ順番(覚えていない)
当面は、最近読んだ小説で面白かったもの(木曜日に紹介していく小説)と
関連するもので選んでいきたいと思います。

 

ということで、記念すべき1冊目は
土日 月先生の「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」です。
小説家になろう」ではなく「カクヨム」の人気小説で、書籍化、コミカライズ、
アニメ化もされています。アニメも凄く良かったです。

この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる 1 (ドラゴンコミックスエイジ)

あなたは、ボスを倒す前にレベル上げをするタイプでしたか?
それとも「何とかなる」と力試しをするタイプでしたか?
ドラゴンクエストで遊んだことある人なら刺さりまくります。
この小説はとにかく”大笑い”しました。笑いがこんなに前面に出てくる小説は
商業作品でもそんなに多くないと思います。

 

この勇者(竜宮院聖哉)は女神(リスタルテ)に召喚された後、ずっと旅立たずに
天界で修行を続けます。
やっと旅立ったと思ったら、鎧やアイテムを買う時に

「いや、いる。着る用とスペア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」
「煙幕を十個。薬草は二十個。あと毒消し草も同じ数くれ」

人(子供も)は疑いまくり、最初のスライムにオーバーキル!!!
これはもう慎重というレベルで良いのか。
一事が万事こんな調子で、聖哉とリスタルテの掛け合いがホント面白いです。

 

大人ですから、声を上げて笑うなんてことはないですが、
読んでいる最中ずっとニヤニヤしていたようで、妻にひかれました。。。

 

笑いだけでなく、しっかり練りこまれた伏線や、魅力的なキャラクター達もいっぱい。
なろう系のチートでズバッと解決も気持ち良いのですが、
レベル上げして敵を倒す本来のRPG?を楽しんではいかがでしょうか。