3冊目「３１番目のお妃様」

おはようございます。

３冊目は桃巴先生の「３１番目お妃様」です。
「小説家になろう」のチート主人公モノと双璧で、投稿数が圧倒的に多い令嬢モノです。
これまでの勇者、英雄譚と大分雰囲気が変わりますが、令嬢関連も大好きなんです。

ダナン国マクロン王のお妃選びが開始された。
31人のお妃候補が王城に集う。
1日は1番目のお妃様、
2日は2番目のお妃様、
3日は3番目のお妃様、
……
31日は貧乏くじのお妃様、

31日がある日しか王様のお越しはない。三ヶ月に一度しかない31日のお妃様は、
だーれもなりたがらない。その31番目のお妃様に、僻地中の僻地である
カロディア領の若き領主の妹フェリアが選ばれた。

後宮は女の園…… 女のバトルにフェリアは勝ち残れるのか？
後宮田舎娘奮闘記です。
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僻地中の僻地であるカロディア領の田舎娘フェリアは、宮中のことより、畑仕事や狩りにしか
興味がない跳ね返り娘で、今回のお妃様選びには断り切れずしぶしぶ参加。
一方の国王マクロンも臣下に言われて仕方なく開催しており、全くその気はない。
しかし、出会った日にお互い一目ぼれ。あれよあれよと妃になるというシンデレラストーリーです。
やる気になったフェリアは他の国の王女達、国内の有力貴族の令嬢達と宮中バトルを繰り広げます。
他のお妃候補達からの意地悪には倍返し、しっかりとした芯を持った強さと、誰に対しても飾らない態度で、気が付けば、みんながフェリアに惹かれて行きます。

とにかくテンポがよくて、痛快です。全４３話の中編ですけど、あっという間に読み終わりますよ。

令嬢関連は色々なパターンがあって、アレンジも色々できて良いですよね。