D級冒険者の本棚

夢中になった異世界小説を本棚にしまっていきます。YouTubeにもハマりました。面白かったことをまとめて、発信に挑戦したいと思います。

⑤冊目「異世界の沙汰も、金次第~聖女召喚に巻き込まれた社畜~」

おはようございます。

本日の小説は八月八先生の「異世界の沙汰も、金次第~聖女召喚に巻き込まれた社畜~」です。
これムーンライトノベルズなんです、しかもBL。でも凄く面白いので、是非お勧めしたいんです。苦手な人はBL部分だけ目を瞑りましょう。
月曜とのつながりはBLなのに「聖女」です。

異世界の沙汰は社畜次第 聖女召喚改善計画異世界の沙汰は社畜次第 1 (B's-LOG COMICS)

近藤誠一郎、29歳は疲れていた。
昼夜を問わずの社畜生活。 現状を打破する事も出来ず、ただただ働いていた日常がある日、聖女召喚に巻き込まれ異世界に飛ぶという大事件を持ってして一変…はしなかった!
社畜根性の染みついた誠一郎は、異世界でも王宮経理課にて働く決意をしてしまう。

しかしこの経理課、身分の高い者達のとんでも予算をただ判子を押すだけの別名『横流し課』であった。
特に魔力の多い者の集まる『第三騎士団』の予算申請が酷い!
某IT企業経理課課長補佐だった誠一郎が、それを許せずはずも無く、王宮財政の立て直しに乗り出す。

https://novel18.syosetu.com/n4862eq/


普段読まないジャンルのせいか、色々ぶっ飛んでいて、なろう歴が長い私にも、久しぶりに先の展開が分かりませんでした。
主人公の近藤誠一郎は、聖女召喚に巻き込まれた、本当にただの一般人でした。ただし、働かないと死んでしまう社畜なだけで。異世界の栄養剤をエナジードリンクのようにがぶ飲みしながら、倒れるまでぶっ通しで働く。あれっ、社畜ってこんなだっけ?chat-GPTに聞いてみました。

社畜」とは、長時間労働や過剰な仕事の負担、低賃金などによってストレスや疲労が蓄積された社会人を指す俗語です。社畜と呼ばれる人々は、仕事に対して忠実である一方で、プライベートな時間が少なく、仕事に縛られた生活を送っているという傾向があります。この言葉は、若い世代の間でよく使われますが、社会問題を表現するためにも使われるため、批判的な意見もあります。


だそうです。確かに誠一郎は社畜ですね。
一緒に召喚された聖女もいるのですが、聖女の力に頼らない新しい解決策を模索する誠一郎。これでは、どちらが聖女なのか。凄く凄く面白かった!!!

 

そもそも、私は普段BLは読みません。ネットサーフィン中にコミックの広告があって、途中まで読み進めると面白い。(この時点でBLと気が付いていません)
じゃあ、原作で続き読もうと思って、調べるとBLで(まじかー)、でも気になるので読んでみると凄い面白かった。BLに抵抗がない訳ではないのですが、面白いし、愛があるなら良いではないかと。
今後もジャンルを問わずに面白い作品に出会って行きたいです。