10冊目「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
おはようございます。
10冊目は山口悟先生の「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」です。現在「小説家になろう」を席巻している(というか、今それ以外の小説を見つけるのが大変です)、悪役令嬢達の教本はこの小説でしょう。ネットをみると、教本には「謙虚、堅実をモットーに生きております!」を推す声も多いですが。
頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。
高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世界であることに気付いた。
そして自分が主人公と攻略対象との恋路の邪魔をする悪役令嬢になってしまっていることに… 主人公がハッピーエンドを迎えれば身一つで国外追放、バッドエンドならば攻略対象に殺されるって… …私にハッピーなエンドなくない!?バッドオンリーなんですけど!?
なんとか破滅エンドを回避して、穏やかな老後を迎えたい!!
高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世界であることに気付いた。
そして自分が主人公と攻略対象との恋路の邪魔をする悪役令嬢になってしまっていることに… 主人公がハッピーエンドを迎えれば身一つで国外追放、バッドエンドならば攻略対象に殺されるって… …私にハッピーなエンドなくない!?バッドオンリーなんですけど!?
なんとか破滅エンドを回避して、穏やかな老後を迎えたい!!
「小説家になろう」を読み始めた頃はハイファンタジーばっかり読んでいましたので、たまには違うものを、と手を出したのがこの小説でしたが、面白すぎてびっくりしました。
破滅エンドを回避するために作戦会議を決行することとした
議長カタリナ・クラエス。
議員カタリナ・クラエス。
書記カタリナ・クラエス。
もうゲラゲラ笑いました。その後もフラグを回避しようとして空回りを続けるカタリナは魅力的。読んでない人はいないと思いますが、万が一読んでないなら今すぐに読みましょう。
ところで、乙女ゲームってなんでしょうか、「ときめきメモリアル(ギャルゲー)」みたいなものなのでしょうか。やったことないので、自分の中では初めて読んだこの小説がベースになっています。こんな面白そうなゲーム是非やりたいのですが。
悪役令嬢側だけでなく、ヒロイン、攻略対象、モブ側のパターンもあるし、令嬢の身分、兄弟姉妹構成、周辺国などの組み合わせで、パターンは無限大。そして、どのパターンでも面白くなる。なんてすごいジャンルなんだ!!!
コミックもアニメも凄く面白かった。悪役令嬢の面白さを教えてくれた山口悟先生、ありがとうございます。これからも応援しています。